坂本龍一 ニューイヤー・スペシャル 2009年1月1日

坂本「即興っていうのは何でしょう、即興は作曲ですかね」


山下
「うん。即興というのは、昔はバッハだってモーツァルトだって即興の腕比べやったんですよ。
それを喜ぶっていう音楽があった。
ところが、作曲家の音楽になってしまったクラシックがある歴史の中で、
なかなかその、演奏家がやってる「今」作ってる音楽を聞く人が面白がって、
あいつの方が面白いこいつが面白いこいつがこんなことやったこいつがこんなことやったと言って、
あの、楽しめる。そういう受容の仕方ができる音楽っていうのが現代に残っているのはジャズだけですよね。
これがまた物凄く貴重なことだと思いますね」
18.28

全文文字起こししたいなあ。